お隣、東高円寺GRASSROOTSの店主「Insaideman a.k.a Q」によるBlackSmoker発のMix!甘くも切なく、だけど、どかこあたたかい。初めて聴いた曲ですら懐かしく感じさせてくれる。ゆっくり、じっくり染み渡るまで聴いて聴いてほしい一枚です♪
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▼ アタシの可愛い愛弟子、Q坊ことInsidemanの甘酸っぱい90年代青春ソング集! タカコスタ・ロドリゲス(WET PUSSY CARTEL/GANGSTA-LUV)
▼ 貴方にはGで通じるのか。 GANGSTA LUV、通称G-LUVを知っているのか、WET PUSSY CARTELを知ってるのか。GONZOSTA-Tの名を知っているのか。 HIPHOPとはまるっきり文脈違い、ここ日本では極地的に独自のG文化が確かに存在する。 既に世代をまたいで密かに伝承されていた、むせかえるような感性、甘茶けた感覚。鬼妖しくて、甘く切なくやるせないOYA-GEE オン・ザ SOFAマナーで効くイナたいマイナーGラップ/トラックを、心と股間でジュン♡と感じた事があるのかい!これは恐ろしく深いマイナーGラップの世界or沼への甘い誘い。そして、とある1人のG男が、ふいに語りはじめた本音の断片である。この世界に一度でも踏み入れた者は、あの感覚を忘れる事はできないだろう。アタシもその1人で、ついた名前はLUV-RAWと申します。 マイナーGはやっぱりどの地元も96~97年産が黄金期で、ここら辺が入門にしてマスターピース的であり、こちらのミックスにも96~97年産が中心の極上のG曲が収録されています。しかしその深さからこれらの曲を持ってしてもまだ序曲にすぎないという。 さらにラストに向かう選曲は、-MUSIC LOVERS ONLY- 東高円寺GRASSROOTSのMASTERたるINSIDEMAN a.k.a.Q-BO(前向きなGラップが○。後ろ向きは×)の、聞かせる愛のお手ほどき。最高です。因みに、太陽が傾き始めたユッタリした午後に再生するのがオススメ◎ 「そして今、咽び泣く時は過ぎ、アタシはソファから起ち上がる。」 LUVRAW (PPP / MAGNETIC LUV)
▼ 『percepto Back In The Dayz 』 東高円寺のあの場所に行ったのは本当に数回。そんな、ここpercepto barrioでは聖地のような場所のBrothaから届けられた大事なメモリー。やんちゃな時期を共有した事なんて一度もないのに、この盤聴いたら思い出の中にあるはずもない『INSIDEMAN』の体温とグルーヴがいた。DOO-WAP、オールディーズ、甘茶ソウル、そんな心地良い音楽が格好良い不良の音楽になった瞬間は1990年代のサンプリング、ってかほぼまんま使いのギャングスタ・ラップを聴いてからだった。壮絶で切ないメロウネスはG達の本当の顔であり、本当の格好良さなんじゃないか?と、ハードコアパンクなオレは思ったものだった。あの頃よりチョットは大人になったオレは『INSIDEMAN』に寄り添ってこのメロウネスを体験している。TONY TONI TONE絡みな楽曲が要所要所に顔を出すのは『INSIDEMAN』が今いる場所から過去の自分に送った濃過ぎる愛。愛の忍ばせ方の上手さに惚れ惚れするし、憧れる。そして、MAC DRE(TONY TONI TONEのアレ使いだ!)からHタウンのFAT PATへの繋がりは素敵な弔いとなり、MINNIE「Back Down Memory Lane」使いのBLACK 9で様々な思い出を今の場所から振り返り、より一層Back In The Dayz。交差する事なんて絶対にない『INSIDEMAN』のDayzが、『INSIDEMAN』が感じた煌めきと一緒に感じられた瞬間。ヤバい。かつてのICE CUBEの相棒だったSIR JINXの事なんて忘れかけてたオレを戒めるように(ってか、当時でも忘れかけられてた)THE JONES GIRLS使いのメロウグルーヴでSIR JINXと一緒に愛ってヤツも思い出す。響くわぁぁ、ホント。響くと言えば PLAYA G!この名前だけで震える!流石"GANGSTA LUV”クルー!!何か、『INSIDEMAN』とは凄い昔からの知り合いだと錯覚してきた(笑)。そして、最後にJOE SAMPLE「In All My Wildest Dreams」が鳴った時にオレは泣いた。2PACのようにオレも「Dear Mama」。愛が溢れる。 <BLACK SMOKER>から紫色の煙にのってメロウなTHUGたちに届けられる『INSIDEMAN』のDayzは、格好良い不良に憧れる全てのヒトのDayzに煌めきを与えてグルーヴィンしてくれる。それは『INSIDEMAN』が自身のDayzに愛と誇りを持っているから。リアルタイムで一緒に歩いてきたソウルミュージックはこういうモノだったな、確かに。 モリカワアツシ (percepto music lab / younGSounds)
▼ 「これ何ですか?」ときく度「トニトニトニだよ」「リルキキだよ」と優しく教えてくれたQ-BO先生。思春期モヤモヤまっただ中のあの頃、平日のGRASSROOTSでQさんがお酒をつくりながらかけていたGANGSTA RAPやR&Bが、自分の極端すぎるメロウネスや泥臭さへの偏愛を形成し人生を変えました。失敗を重ねた生身の身体から出てくる、いろんな生あったかい液体でできた音楽は、甘苦くていつ聴いてもあの頃を思い出せるよ…♪ LIL' MOFO (WAG.)