電子音が描く、遠く、黒く輝く宇宙の面影。THINK TANKのオリジナルメンバーであり、HARUKA(FUTURE TERROR)とのインプロビゼーションユニットTWINPEAKSでも躍動するオールラウンダーDJ YAZIによる3枚目!4/3発売。 多くの電子音楽家たちが巨大なパッチ・シンセの前で、そしてデトロイト・テクノの夢想家たちがベッドルームで描いたあの風景と、その星図でつな がるコスモロジー、さらにはその先にサン・ラーの広大な黒い宇宙が広がっている。最近では、Future TerrorのHarukaとのTwin Peaksとしても活動を活発化させるDJ YAZIの新作は、宇宙の漆黒の闇のなかに突き進んでいく、電子音によるスペース・ウェイ。昨今のインダストリアル・ウェイヴもロウ・ハウス、ディープ・ アンビエントなど、電子音楽の新たな潮流ともつながるコズミック・エレクトロニクスによる夢幻の旅、旅、旅。音楽はどこまでも続いていくように、 スペースは用意されている。 そのタイトルのごとく、地球の黄昏時、月と地球を行き来する奇怪な巨大植物、その向こうに見える漆黒の宇宙に思いを馳せる。
(河村祐介)
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1分間あたりに刻む拍は高純度な結晶となり抽出された。 まさしくディープ・トリップジャーニーにはもってこいの雑味のないブツである。 何億光年先にも後にも誘うDJ YAZIの傑作がまた誕生した瞬間を聴き逃すな!!!!
Q a.k.a. INSIDEMAN (GRASSROOTS)