幻の激レア・オムニバス盤より和モノAOR~シティポップの人気曲がリイシュー
'82年に湘南の地元バンド6組が参加して制作され、ジャパンレコードからディストリビュートされた自主企画のオムニバス盤『オーシャン・パラダイス』から、湘南らしいカラッとした常夏グルーヴが最高に気持ちよい、後藤ゆうじのヤング・シティ・ポップ名曲「手の中にひまわりの夏」を7インチ・カットです。
AOR、シティ・ポップ、ハードロック、パンクと多様なジャンルのバンドが並ぶ『オーシャン・パラダイス』の中で飛びぬけた完成度を誇ったのが、冒頭に収録されたシンガーソングライター、後藤ゆうじの楽曲です。とくに「手の中にひまわりの夏」は和モノAOR~シティポップ・コレクターの間で評判となり、オリジナルLPは中古市場でも高騰する希少盤となっていました。本作は同オムニバス盤から、その後藤ゆうじの2曲を抜き出した初の7インチ・シングル盤です。
歯切れのよいカッティングと弾けるようなピアノのリズムが、山下達郎"SPARKLE"などを彷彿とさせるグルーヴィーでファンキーなA面「手の中にひまわりの夏」は、目の前に青い海が広がったようなアーバン・リゾートの開放感に溢れるサマー・チューン。カップリングには、メロウなジャパニーズ・ラヴァーズ・ロック"MISTY MOONLIGHT"を収録。アレンジは藤沢市出身で、後にシャ乱Qや 松田聖子の編曲を手掛けて大ヒットさせた、若き日の 鳥山雄司 が担当しています。
A. 手の中にひまわりの夏
B. Misty Moon Light