1969年リリースのファースト・アルバム『パラジウム』以降、日本のジャズ・シーンの中心で活躍し続ける天才ピアニスト、佐藤允彦。ソロ・ピアノからビッグ・バンドまで、またハード・バップからフリー・ジャズまで、多様性と質の高さは尋常ではない。
その佐藤が、ジャズ・ロックの時代を切り拓いた怪人、稲垣次郎とタッグを組んだ本作。
佐藤のオリジナルである『Guru』、『Serenity』、『Sniper’s Snooze』など、とことんまで研ぎ澄まされたジャズ・ロックはクールでセンシティヴでミステリアス。
揺らめく炎のような先鋭的なサウンドに鳥肌が止まらない。
尾川雄介(UNIVERSOUNDS/Deep Jazz Reality)
稲垣次郎(ts)/川崎燎(g)/荒川康男(b)/大野俊三(tp)/中沢忠孝(tb)/原田忠幸(bs)/猪俣猛(ds)/佐藤允彦(p,elp,comp,arr)
A1. BRIDGE OVER TROUBLED WATER
A2. LOVE AND PEACE
A3. SOMETHIN' GOIN' ON
B1. GURU
B2. SERENITY
B3. SNIPER'S SNOOZE
【オリジナル・リリース】NCB-7010 (1971/7/25)