ゲンチャーズ、カウント・バッファローズなどを率い、1960年代後半から1970年代にかけてニュー・ジャズを牽引したドラマー、石川晶。彼が「石川晶とカウント・バッファローズ」名義でリリースした今作は、ロック、ファンク、アフロなど多彩な要素を取り入れ、ジャズに実験的要素を持ち込むと共に、ポップスや歌謡曲のバックも務め、エンターテイメントな要素も持つ稀有な存在の石川が、沖縄をモチーフに作った企画アルバム。
ディスコ・ビートを取り入れた日本のMFSB的な演奏に、伊集加代(子)やタイムファイブのコーラスが華を添える。
石川晶(dr)、直居隆雄(g)、市川秀男(Key)、寺川正興(b)、ラリー寿永(per)、羽鳥幸次(tp)、新井英治(tb)、村岡建(ts,as)、鈴木正男(bs)、大野グループ(Strings)、タイムファイブ (vo)、伊集加代子(vo)
【収録曲】
Side A
A1. サスカッチ
A2. 士官候補生
A3. 子象のマーチ
A4. セ・シ・ボン
Side B
B1. 沖縄ブルース
B2. シー・サイド・バウンド
B3. 谷茶前
B4. サンセット沖縄