アンビエント~ニューエイジ復権の動きとパラレルに活動するサックス奏者/作曲家ジョゼフ・シャバソンの2021年作がリリース。アンビエント~ニューエイジ・リスナーがまさに今聴きたい音色といえるミニマルなシンセサウンドを主軸にメロディアスなサックスやかすかにフィールドレコーディングを重ねてみたりとコンテンポラリーな風合いも織り交ぜた期待高まる1作。
今作は、イスラム教とユダヤ教の2つの宗教を持つ家庭で育ったことによる影響をジャズの構成を織り交ぜた8つの楽曲で表現。毎作複雑なテーマを持って制作される作品ですが、今作が最も彼の感情を表現した作品に仕上がっています。美しいアンビエントを構成するシンセとサックスの緩やかな流れが様々な映像を想起させます。